日産とホンダ、覚書締結、合併協議開始

日産自動車とホンダは12月23日、日本の自動車大手2社の共同持ち株会社設立による経営統合を実現する覚書を正式に締結し、合併交渉を開始する準備を整えた。新設する持ち株会社が両社の親会社となり、ホンダと日産自動車も子会社となる。ホンダは新持株会社の社内外取締役の過半数を指名する予定で、社長兼最高経営責任者（CEO）もホンダが指名した取締役の中から選出される。来年6月には株式譲渡計画を含む経営統合に関する最終合意書に署名する見通しだ。なお、2026年8月には新持株会社が東京証券取引所に上場する予定で、これに伴いホンダと日産自動車は上場廃止となる。