フォルクスワーゲン、中国市場で過剰生産能力問題に直面

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フォルクスワーゲンは中国市場において、上海、長春、大連、南京などの都市をカバーする巨大な生産拠点ネットワークを有し、合計39の工場を擁する。しかし、フォルクスワーゲンは中国市場における過剰生産能力の問題も抱えている。報道によると、フォルクスワーゲンは南京に合弁工場の売却を検討しているという。この工場は上海汽車との提携により2008年に設立され、独自設計の年間生産能力36万台の完成車生産ラインを有し、主にフォルクスワーゲン・パサートとシュコダ・スペルブを生産している。実際の稼働率が予想を下回ったため、フォルクスワーゲンは工場の売却を決定した。