ロームセミコンダクターはTSMCとの協力を深め、車載用途向けGaNパワー半導体の研究開発に注力する予定

日本の有名な電子部品メーカーであるロームセミコンダクターは、世界有数の半導体ファウンドリであるTSMCとの協力を深める計画で、電気自動車（EV）に必要な窒化ガリウム（GaN）パワー半導体の生産をTSMCに委託する予定だ。世界の電気自動車市場の需要低迷により、ロームセミコンダクターは２０２４年に純損失が６０億円に達すると予想されている。ロームは投資効率を高めるため、自動車用GaNパワー半導体の研究開発に注力し、生産プロセスをTSMCに任せることにした。