フォルクスワーゲン、中国の南京工場を売却へ

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内部情報筋によると、最近、フォルクスワーゲングループは中国市場での事業調整において新たな重要な一歩を踏み出したとの先週の新疆工場売却の発表に続き、南京工場も売却される運命に直面する可能性がある。南京工場はフォルクスワーゲンと上海汽車が2008年に共同で設立したものとされ、完成車生産ラインを備え、当初は年間36万台を生産する計画だった。主にフォルクスワーゲン・パサートやシュコダ・スペルブなどを生産する。しかし、この工場は十分に活用されておらず、生産台数も予想よりも少なかったため、フォルクスワーゲンは工場の売却を決定した。さらに、フォルクスワーゲンは過剰生産能力に対処するために、さらに多くの中国工場を売却することも検討している。