BASFとエラメットの共同工場計画は中止される

2025-01-18 08:50
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BASFとフランスの鉱山会社エラメットは当初、電気自動車のバッテリーに必要な原料である水酸化ニッケルコバルト(MHP)を生産する合弁工場をインドネシアに設立する計画を立てていた。しかし、世界のニッケル市場の供給状況が改善したため、BASFは24億ユーロを投資したこのプロジェクトの終了を発表した。この工場は当初、2026年に稼働する予定で、推定年間生産能力はニッケル6万7000トン、コバルト7500トンだった。