CATL、債務でポウィンを訴える

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世界最大の動力電池およびエネルギー貯蔵電池メーカーであるContemporary Amperex Technology Co., Ltd.(CATL)は、エネルギー貯蔵システムインテグレーターのPowinを訴えた。 Powinは2022年と2023年に合計約3億1000万人民元(約4400万米ドル)のバッテリー注文を抱えていると言われている。 CATLはPowinの中国子会社である揚州鋒衛新能源科技有限公司(Finway)に電池を供給していたが、全額の支払いを受けていなかった。ポーウィン氏は契約書の中で、約9100万元(1250万ドル)の負債があることを認め、同年10月末までに返済することを約束した。しかし、Powinは10%の保証金しか支払っておらず、残りの2億1600万元(2970万米ドル)はまだ支払われていない。 CATLはPowinが中国で資産移転を試みているとして、Powinとその関連会社に対して仲裁手続きを開始した。