中国の乗用車の生産と販売は2024年1月から7月まで全体的に成長を維持するだろう

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中国乗用車市場は7月に低調に推移したものの、2024年1月から7月までの全体的な状況から判断すると、中国の乗用車の生産と販売は依然として成長傾向を維持している。 1月から7月までの乗用車の生産台数と販売台数はそれぞれ1,391.7万台、1,397.4万台で、前年同期比3.9%、4.5%増加した。このうち、スポーツ用多目的車(SUV)の生産・販売は微増となった一方、基本乗用車(セダン)の生産は微減、販売は微増となり、多目的乗用車(MPV)とクロスオーバー乗用車の生産・販売は微減となった。具体的には、7月の乗用車の生産台数と販売台数はそれぞれ203万台、199万4千台で、前月比6.8%減、10%減、前年同月比4%減、5.1%減となった。しかし、国内市場が低迷しているにもかかわらず、乗用車の輸出は好調で、7月の輸出台数は前月比1%増、前年比22.4%増の39万9000台に達した。