PATEOの車両インターネット向けコア製品

2023-09-06 00:00
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PATEOは今回のミュンヘンモーターショーに向けて、PATEOスマートコックピットプラットフォーム、PATEOクラウドプラットフォーム、5G T-Boxなどのハードウェア製品という3つの主要製品を準備しました。 PATEOのSnapdragon Smart Cockpit Platformは、PATEOの主力製品です。今回は、第3世代のSA8155Pと第4世代のSA8295Pの2シリーズの製品が展示されました。その中でも、Blackberry IVY機能を統合したSA8155P Smart Cockpitはハイライトと言えるでしょう。 PATEOの第4世代Snapdragonコックピットプラットフォーム(SA8295P)は、第3世代をベースにした新しいアップグレードです。超高コンピューティングパワーと豊富なインターフェース機能を備え、計器、コックピット、拡張現実ヘッドアップディスプレイ(AR-HUD)、マルチメディアオーディオとビデオ、後部座席ディスプレイ、外部電子バックミラー、車内ビデオモニタリングなど、車内の複数のECU機能の統合を実現します。 PATEOはソフトウェアプラットフォームに加えて、5G T-Box、AR Creator、Lantu Dreamer Car Boxも展示しました。 5G V2X T-Boxは、Qualcomm SA515MチップセットをベースにPATEOとQualcommが共同開発した端末製品で、5G NR C-V2Xをサポートしています。ストレージ、接続、測位、コンピューティングを統合し、スマート車両のデータ取得、コンピューティング、車両制御、診断に重要な基本保証を提供します。 AR Creatorは、最大30K DMIPSのコンピューティングパワーと128GFLOPSのグラフィックス処理機能を提供するNXP i.MX 8 QM車載SOCを採用しています。また、4GBのRAM、16GBのフラッシュメモリ、豊富な車載アプリケーション入出力インターフェースを備えたAR対応端末を搭載しています。高解像度の地図ナビゲーションビデオのARエンジンレンダリングをサポートし、全天候型レーンレベルのARナビゲーション体験を提供し、現在の自動運転体験にSFの雰囲気を加えています。