フォックスコンはホンダ、日産、三菱との4社による電気自動車連合の結成を提案

2025-02-27 12:00
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フォックスコンはホンダ、日産、三菱との4社による電気自動車連合の結成を提案し、主要技術の共同開発や資本協力の模索を計画している。この動きは、中国、米国、欧州の自動車メーカーとの競争に対抗するためのもので、ホンダと日産の合併交渉が決裂し、日産が財政危機の真っ只中にある(予想純損失4,200億円、全世界で9%の人員削減)中での実施となる。フォックスコンはルノーが保有する日産の株式36%の買収交渉も行っているが、自社ブランドを推進するつもりはないと強調した。ホンダの幹部は協力の優先順位に疑問を呈しており、日産の複雑な株式構成(ルノーが43%の株式を保有)が変数を加えている。 3者がフォックスコンの電子機器製造能力と日本の自動車メーカーの技術力をうまく統合できれば、世界の電気自動車の競争環境が変わるかもしれない。