滴滴自動運転、10億人民元超の資金調達

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10月12日、広州汽車グループの完全子会社である広州キャピタル株式会社と広州開発区投資グループ株式会社は、共同で均等出資し、1億5,500万米ドルまたは人民元相当額を超えない規模の特別基金を設立し、滴滴自動運転公司に1億4,900万米ドル(約10億8,000万人民元)を超えない金額を投資すると発表した。このうち、同社は全額出資子会社である広州キャピタル有限公司に対し、人民元建てで7,500万米ドル(約5億4,700万人民元)を上限とする特別増資を行い、特別基金を設立して今回の投資に参加する。現在、同社の自動運転事業における2つの最重要プロジェクトは、自動運転貨物輸送向けのKargoBotとロボタクシー分野の「AIDIプロジェクト」である。滴滴出行の創業者、会長兼CEOの程偉氏が同社の90%を所有し、滴滴出行のCTO兼滴滴自動運転のCEOである張波氏が同社の10%を所有している。同時に、張波氏は同社の法定代表者でもある。