アップルは、差し迫った関税への対応として、iPhoneを米国へ緊急空輸した。

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報道によると、アップルは4月8日に緊急措置を講じ、iPhoneなどの製品を積んだ貨物機5機がインドから離陸し、米国へ直行したという。この措置は、4月5日に米国で発効した10%の「相互関税」を回避するのが目的だ。米国は4月9日にも26%の相互関税を発動する予定で、インド製iPhoneへの関税は26%から34%に跳ね上がることになる。新しい税率に基づいて計算すると、iPhone 1台あたりの輸入コストは120~420ドル増加し、販売価格の15~26%に相当する。