カザフスタンのサラン・マシナリーと中国重型トラックグループが合弁契約を締結

カザフスタンのサラン・マシナリーと中国のシノトラック（Sinotruk）は、合弁会社設立契約を締結した。合弁会社は、カザフスタンのカラガンダ州サランに商用車工場を建設し、主にHOWOブランドのトラックを生産する。プロジェクトの第一段階は、特殊車両とHOWOトラックの完成車を含め、年間1万台の生産能力を持つ。工場には、車両の耐腐食性を高めるため、カザフスタン初となる電気泳動塗装ラインも導入される。さらに、プロジェクトでは、カルメット冶金工場の亜鉛メッキ鋼板を現地で使用し、サプライチェーンの現地化を図る。最初の組立設備は10月に納入される予定で、塗装・溶接ラインは2026年第2四半期に稼働開始予定。