テキサス・インスツルメンツ、弱い四半期見通しを発表

世界最大のアナログチップメーカーであるテキサス・インスツルメンツ（TI）は、四半期業績予想を低調に発表し、半導体業界の回復鈍化への懸念を一層強めた。同社は利益が13億6000万ドルで、前年同期とほぼ横ばいだったと報告した。売上高は14%増の47億4000万ドルで、アナリスト予想の46億5000万ドルを上回った。しかし、同社は第4四半期の売上高を42億2000万ドルから45億8000万ドルと予想しており、アナリスト予想を下回った。