メルセデス・ベンツは電気自動車の需要が回復するのを待ってバッテリー容量を追加

メルセデスベンツの最高技術責任者マルクス・シェーファー氏は7月8日、現在の電気自動車市場の需要が予想よりも低いことを踏まえ、需要の回復を確認した上でバッテリーの生産能力を増強するかどうかを決定すると述べた。メルセデス・ベンツは以前、2030年までに200GWh以上の電池生産能力が必要になると推定し、世界中に8カ所の電池工場を設立し、そのうち4カ所が欧州にあると計画していた。しかし、市場需要が予想を下回ったため、メルセデス・ベンツは電気自動車（ハイブリッド車を含む）の販売目標を2025年から2030年まで延期し、2030年には電気自動車の販売が総販売台数の半分を占めると予想されている。