ASRockは新たな関税に対応して中国本土から製造拠点を移転する予定

2025-02-08 20:50
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中国本土からの輸入品に10%の関税を課すという米国の新たな政策に直面し、台湾のASRockは製造拠点を中国本土から移転することを決定した。この措置は、新たな関税によるコスト増を回避することを目的としており、そうなれば消費者にとっての価格上昇とサプライチェーンの混乱につながる。新たな関税の対象となる製品には、電子機器やコンピューターハードウェアなどの必需品が含まれており、その価格は大幅に上昇すると予想されている。 「GPUグラフィックカードなどの他の製品には10%の関税が適用され、製造を他の国や地域に移すにはしばらく時間がかかるだろう」とASRockは電子メールで述べた。同社はまた、ベトナムと台湾のメーカーと協力する計画にも言及したが、新市場への完全移行には数年かかる可能性がある。