ロームについて

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ROHMは1958年に設立された半導体・電子部品メーカーです。当社は、当初は抵抗器の製造を主力製品としてスタートし、60年以上の発展を経て、京都に拠点を置く世界的に有名な半導体メーカーに成長しました。ロームセミコンダクターは、全世界に95の研究開発拠点と生産拠点を持ち、従業員数は23,000人を超え、子会社は39社にのぼる、世界的なハイテク半導体設計・生産会社です。製品面では、ロームは電源管理、モータードライバーチップ、メモリなどの汎用IC、オペアンプ、加速度計、照度センサー、カラーセンサーなどのセンサーIC、マイクロコントローラー(旧LAPIS)、無線通信モジュール、シリコンカーバイド、窒化ガリウム、レーザーダイオードなど、豊富な製品ラインナップを揃えています。近年、ロームセミコンダクターは自動車のライト用チップのラインナップを増やしています。ロームは2010年に世界に先駆けてSiC MOSFETの量産を開始し、その後2015年にはトレンチ構造SiC MOSFET(第3世代)の量産を世界に先駆けて開始しました。2020年に開発した第4世代SiC MOSFETは、短絡耐量を犠牲にすることなく業界最高レベルの低オン抵抗を実現した製品です。現在はベアチップだけでなくディスクリートパッケージ品も供給可能です。