シャープ元CEO戴正武氏がフォックスコンとその創業者テリー・ゴウ氏を提訴

事情に詳しい複数の関係者によると、シャープ元CEOの戴正武氏は、2016年から2022年まで同日本の電子機器メーカーのCEOを務めていたが適切な報酬を受け取っていないとして、フォックスコン（鴻海精密工業）とその創業者、郭台銘氏を提訴した。戴正武氏はフォックスコンで40年近く勤務し、2022年に退職し、2024年12月に台北地方裁判所に郭台銘氏とフォックスコンを相手取り民事訴訟を起こした。彼は10億台湾ドル（約3,037万米ドル、約2億2,000万人民元）以上の賠償を要求した。