東芝オートモーティブプロダクツ

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東芝の車載用半導体は、主に大規模集積回路とディスクリートデバイスの2つの部分に分かれています。ディスクリートデバイスは、主に従来の燃料車の低電圧ブラシ付きおよびブラシレスモーター駆動、および新エネルギー車の高電圧バッテリーパックの光電絶縁、電圧バランス、高電圧モーター駆動に使用されます。東芝は、低電圧MOSデバイスと高電圧IGBTデバイスの主流サプライヤーであり、シリコンカーバイドデバイスの分野でも豊富な経験を積んでいます。東芝は、車載エレクトロニクスの分野で、ブラシ付きモーター、三相ブラシレスモーター、ステッピングモータードライブなどのモータードライブ製品を提供しています。これらの製品は、空調ファン、電動パワーステアリング、熱管理電子ウォーターポンプとバルブ、ヘッドアップディスプレイ、その他の機能制御に広く使用されています。また、車両の相互接続などのインテリジェント通信のニーズを満たすイーサネット ソリューションも提供しています。新エネルギー車の分野では、高電圧バッテリーパック管理やモーター制御などの用途向けにフォトリレーやMOSなどの製品も提供しています。主駆動用および補助駆動用のインバータについては、東芝が主にIGBTチップを提供し、その後SiCチップと対応するパワーモジュールを発売する予定です。