中国における自動車リコールの件数と量は2024年にともに過去最高を記録するだろう

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国家市場監督管理総局によると、中国では2024年末までに合計3,075件の自動車リコールが実施され、対象車両は1億1,400万台に上る。そのうち、2024年に実施された自動車リコールは合計233件、対象台数は1123万7千台で、前年比8.9%、67%増加した。新エネルギー車のリコール件数は89回に達し、対象台数は449万1千台で前年比180.1%増となり、通年のリコール総数の40%を占めた。また、遠隔アップグレード(OTA)によるリコール件数は19件、対象台数は406万8千台で、前年同期比246.8%増加しており、OTAが自動車リコールの主流となっていることがわかった。国家市場監督管理総局の主導により、リコール件数は26件、対象台数は567万2千台となり、前年比42%増となり、年間リコール総数の50.5%を占めた。