豊田氏、大量生産への盲目的な追及に警鐘

2025-03-31 20:30
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豊田章男社長は「年間生産台数1000万台超」を盲目的に追求する企業に対し、規模が大きくなるほど経営が難しくなり、意思決定が遅くなり、製品価値よりコスト管理に重点が移りやすくなると警告した。同氏は、企業の年間生産台数が1000万台に達すると、大量生産は最も低コストの領域に集中する傾向があり、その結果、製品は「コモディティ」になると考えている。