大唐移動がドイツで小米を提訴

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大唐移動通信設備有限公司は、ドイツで小米(シャオミ)を相手取り、LTE/4G技術に関する特許訴訟を3件提起した。これらの特許には、セルスイッチング方式、アップリンク電力制御、適応変調符号化など、4G通信の中核技術が含まれている。今回の訴訟は、サムスンとのグローバル特許ライセンス契約締結後に大唐移動が起こした新たな訴訟である。小米が大唐移動と合意に至らなければ、ドイツ市場での4G端末の販売禁止処分を受ける可能性があり、欧州事業に直接的な影響を与える。小米はこれまで、特許紛争への対応として、主に特許無効審判の申し立てやFRANDレートの妥当性を主張してきたが、特許無効審判の勝訴率は低い。